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「©Asakawa Satoshi 」

路地庭を引き込み安定した光を導く

茅ヶ崎市の落ち着いた住宅地に建つ、美術家とその家族のためのアトリエ併設住宅である。
リビングに光を導くためにもち上げた南西のコーナーは、外観上も大きな役割を果たしている。このコーナーは立面的にも平面的にも鋭角であり厚みを感じさせない。旗竿地の常として、道路から奥まりごく僅かしか外観を現さないものの、その佇まいは特徴的だ。

（都留理子）

＜新建築　住宅特集　９月号より＞

 
設計：都留理子建築設計スタジオ

http://www.ricot.com/